JTBでは2014年にTaniumとは別の端末資産管理の仕組みを初めて導入しました。
その後、事業ドメインを「交流創造事業」としたこと、また、サイバー攻撃の高度化に伴い、2020年に端末資産管理対策を最優先取り組み事項と定め、Taniumの導入を決定しました。
本番運用にて高い効果が認められたことからグループ会社への展開を開始し、今後はグループ全社ITサポート業務の一元管理を目指しています。
端末資産管理業務における苦節10年のキセキをご紹介します。

企業が守るべきアタックサーフェスは拡大を続けています。特に働き方の変化やIT利活用の加速によってエンドポイントセキュリティは最も重要な施策であると当社では考えています。
エンドポイントを常に最新かつ適正に保持し内部及び外部からの脅威から保護するために必要なセキュリティモニタリングの実現のポイント、サイバーハイジーンと資産管理の連携運用、エンドポイントの健全性の数値化などについてユースケースを交えてご紹介します。

本セッションでは製造業での特徴的な課題を解決するためTaniumを活用した事例をご紹介します。
製造業では、バックオフィスで利用する情報機器群は一元管理できますが、製造現場ではPCやサーバと製造機器群の互換性を確保するため様々な構成の機器が混在し、脆弱性対策状況を管理するために多大な工数を要していました。Taniumを導入したことで異なる構成の機器群を含む情報資産機の一元管理が可能となり、さらに地域別の管理状況を把握するため自社開発したダッシュボードを活用して安全性の担保と円滑な運用を両立できました。

YKK APではこれまでサイバーレジリエンスに重点を置いたセキュリティ対策を実施してきましたが、近年のサイバー脅威の高まりを受け更なるセキュリティ強化が求められています。高度なセキュリティ対策を実現するためには基礎的な対策の積み上げが前提になることから、当社ではTaniumを採用しサイバーハイジーンの強化に現在取り組んでいます。

本公演では、当社がエンドポイント管理で抱えていた課題と、Tanium導入による対策強化の狙い、また全社へ施策を落とし込むための取り組み等についてご紹介いたします。