EVENT REPORT
タニウムは6月11日に、虎ノ門ヒルズフォーラムにて「Converge Tokyo 2024」を開催しました。本イベントでは「セキュリティのその先へ」をテーマに、攻めと守りの両立を実現する次世代プラットフォームや、AIを活用した最新テクノロジーなど、タニウムの考えるセキュリティの未来像をさまざまなお客様事例を交えてお伝えしました。
会場では、多くの企業様の講演やハンズオンラボ、展示など多彩なコンテンツをご用意。12社のスポンサー様にもご協力いただき、東京開催の過去最大となる848名の方が来場し、大盛況のうちに終了しました。
冒頭の基調講演では、「高度化するサイバー脅威とデジタル変革をリードする新時代のサイバーセキュリティ」と題して、タニウム代表執行役社長 原田英典が登壇。国内事業の近況を報告した上で、タニウムを幅広く活用するベネッセホールディングス様の事例を、同社専務執行役員 CDXO 橋本英知氏とともにご紹介しました。
さらに、Tanium Inc.最高経営責任者のダン・ストリートマンをはじめ、最高マーケティング責任者のスティーブ・ダヒーブや、最高技術責任者のマット・クインが登壇し、多様化・巧妙化するサイバー攻撃を「自律型」で迎え撃つTanium XEMプラットフォームの価値をお伝えました。
基調講演に続いて行われたパネルディスカッションでは、「これからの日本に求められるセキュリティ対策とは?」をテーマに、元防衛省事務次官の西正典氏、元防衛省空将補の時藤和夫氏、タニウムの楢原盛史が登壇し、モデレータの日本経済新聞社 寺岡篤志記者のもとで、海外情勢と国内の情勢の違いや、セキュリティにおいて何が重要なのかを議論しました。
ServiceNow Japanとタニウムの2社で開催した特別講演「Tanium+ServiceNowで実現する次世代自動化プラットフォーム」では、ServiceNow Japanでシニアアドバイザリーソリューションコンサルタントを務める谷口氏と、タニウムの宮﨑が登壇。運用の自動化がセキュリティ対策の実効性を高めるとし、TaniumとServiceNowの連携によるメリットをご紹介しました。
さらに、「Taniumで実現するAI時代のIT・セキュリティ運用の両立」と題したロードマップセッションでは、基調講演で触れたTanium XEMや自律型エンドポイント管理について、目指す方向性や具体的な機能追加の予定など、今後の展望をお伝えました。
本イベントでは、講演のほかにも、日本初開催となったハンズオンラボをはじめ、Tanium製品ご紹介&デモコーナー、スポンサーブース、そして公演終了後のビアバストに多くの来場者が集まり、終始賑わいを見せていました。
主要セッションの講演内容にご興味のある方は、ぜひイベントレポートをダウンロードして詳細をご確認ください。タニウムの考えるセキュリティの未来像を、そして「セキュリティのその先へ」を感じてみてください。
General Session
高度化するサイバー脅威とデジタル変革をリードする
新時代のサイバーセキュリティ同時通訳
企業は生成AIによる攻撃の増加、リモートワークのセキュリティリスク、IoTの脆弱性など、高度化するサイバー脅威に直面しています。これらの脅威により、デジタル資産や顧客情報の保護がより困難になる中で、企業にはセキュリティを継続的に強化しながらも、DXの推進や、DEX、UX、CXの向上など、さまざまな取り組みを同時に進めることが求められています。
本セッションでは、世界で先進的な取り組みを進めるお客様と数多く接しているTanium Inc. CEO ダン・ストリートマン ならびに、CMO スティーブ・ダヒーブ、そしてタニウム合同会社 代表執行役社長 原田が、国内外におけるサイバーセキュリティをとりまく最先端のトレンド、先進的なお客様が目指しているIT運用の将来像、またその実現をサポートするタニウムの最新の戦略でもある自律型エンドポイント管理(AEM)を、事例を交えてご紹介します。
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- Tanium Inc.
最高経営責任者 - ダン・ストリートマン
- Tanium Inc.
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- タニウム合同会社
代表執行役社長 - 原田 英典
- タニウム合同会社
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- Tanium Inc.
最高マーケティング責任者 - スティーブ・ダヒーブ
- Tanium Inc.
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- Tanium Inc.
最高技術責任者 - マット・クイン
- Tanium Inc.
ゲスト
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- 株式会社ベネッセホールディングス
専務執行役員 CDXO 兼
Digital Innovation Partners 本部長 - 橋本 英知 氏
- 株式会社ベネッセホールディングス
これからの日本に求められるセキュリティ対策とは?
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- 元防衛省
事務次官 - 西 正典 氏
- 元防衛省
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- 元防衛省 空将補
(初代空自より)統合幕僚監部
指揮通信システム部長(J6)、(工学博士) - 時藤 和夫 氏
- 元防衛省 空将補
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- タニウム合同会社
チーフITアーキテクト,
CISSP, CISA - 楢原 盛史
- タニウム合同会社
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- モデレータ株式会社日本経済新聞社
記者 - 寺岡 篤志 氏
- モデレータ株式会社日本経済新聞社
Special Session
Tanium+ServiceNowで実現する次世代自動化プラットフォーム
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- ServiceNow Japan合同会社
ソリューションコンサルティング事業統括 スペシャリストSC本部 テクノロジーワークフロー部
シニアアドバイザリーソリューションコンサルタント, Security - 谷口 広諭 氏
- ServiceNow Japan合同会社
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- タニウム合同会社
テクニカルアカウントマネジメント 第二本部 ディレクター テクニカルアカウントマネージャー - 宮﨑 貴博
- タニウム合同会社
Program
プログラム
Hands-on Labs
ハンズオンラボ
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日本初開催!ハンズオンラボ
昨年テキサス州オースティンで開催したConverge USで好評だったハンズオンラボを、今回特別にご用意しました!ハンズオンラボでは、参加者が実際に手を動かして、新しい機能をいち早く体験し、実践的な内容を通じてTaniumのソリューションをより深く学んでいただけます。
入門者からエキスパートまで幅広いレベルの参加者を対象に、複数のコースをご用意、タニウムのエンジニアがサポートさせていただきます。専門知識を深め、新しい技術を習得したい方は、ぜひこの貴重な機会にご参加ください。
- 参加方法:
- ハンズオンラボ参加希望者には、イベント当日先着順で参加チケットを配布いたします。
- (参加チケット配布時にQRコードを読み取らせていただきます)
- ・配布開始:ゼネラルセッション終了後
- ・配布場所:コミュニケーションスペース(展示エリア)内、ハンズオンラボ専用受付
端末運用の高度化に貢献するレポートやダッシュボードの作り方
開催時間:13:00 - 14:00Tanium Reportingを使用して、レポートやダッシュボードを作成する方法を学びます。特定のソフトウェア(Microsoft Visio/Project)の使用状況を追跡するダッシュボードを作成し、使用していないソフトウェアをアンインストールするためのTanium Actionボタンを配置する方法について順序立って学ぶことができます。
- 参加条件 : はじめてタニウムに触る方でも参加可能
- スキルレベル : 初級
Tanium ComplyとSBOMを使い、組織に内在する脆弱性(ComplyとSBOMを利用)を見つけ出す方法
開催時間:14:45 - 15:45Tanium ComplyとSBOM(Software Bill of Materials)を利用して、どのようにソフトウェアライブラリに内在する脆弱性を見つけ出すことが出来るか、 また Tanium PatchとDeployを使ったソフトウェアのアップデートによって脆弱性リスクを減らす方法について学びます。
- 参加条件 : タニウムの基本的な理解と操作が行えること、また、脆弱性およびソフトウェアアップデートについて知識があること
- スキルレベル : 中級
新機能Tanium Automateを使ったワークフローの設定
開催時間:16:30 - 17:30タニウムの新機能を利用して、どのようなワークフローが作成できるのか体験できます。ワークフローを構成するPlaybookを使い、基本的なワークフローから複雑なワークフローまで順序立って学ぶことができます。
※本機能は正式リリース前となるため事前の予告なく変更となる可能性があります。- 参加条件 : タニウムの基本的な理解と操作が行えること
- スキルレベル : 初級 - 中級
Exhibition
展示
タニウム展示
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タニウム展示コーナーでは、シングルエージェントでIT運用管理から脆弱性管理、EDRまで幅広い機能を実現できるTaniumのソリューションをご紹介します。
Tanium製品ご紹介&デモコーナー
いま直面している課題をTaniumで解決できるのか?具体的にTaniumでどこまでできるのか?など、Taniumの導入や活用に関する疑問に、タニウムのエキスパートがデモなどを交えてお答えします。
Ask the speakerコーナー
セッションを聞いて疑問に思ったことや、具体的な活用方法など、セッション内容に関するご質問に、技術セッションの講演者が直接回答します。
スポンサー展示
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データドリブンセキュリティを実現するNECのサイバーハイジーン強化-ServiceNowで加速するComply先進活用-
NECでは、Taniumのエンドポイントセキュリティ管理の仕組みにより、国内最大級規模のIT資産情報の一元管理および脆弱性管理を実現しています。サイバーハイジーンの更なる進化・強化に向けて、ServiceNowとTanium Complyを活用した脆弱性の早期検出と状況把握、オペレーションの負荷軽減とリスク可視化を図るデータドリブンセキュリティを実現しました。NECブースでは、NECが実現したServiceNowとTaniumの連携についてのご説明に加え、IT資産管理、脆弱性管理の運用についてNECの事例を交えご紹介いたします。
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IT資産・脆弱性を網羅的に管理するTanium×Axonius連携ソリューション
自社のセキュリティリスクを把握するには、正確かつ網羅的なIT資産・脆弱性管理は欠かせません。
エンドポイントのネクストステップとしてネットワーク機器やクラウドなど、他のIT資産、脆弱性も包括的に管理しませんか?
エンドポイント情報を正確かつ網羅的に把握するTaniumと、複数ツールの情報を横断分析しIT資産とセキュリティリスクの一元管理を実現するAxoniusの連携ソリューションをデモンストレーションを交えてご紹介いたします。 -
衛生管理とPCライフサイクルマネジメントを同時に実現-Tanium×iTAssetEye-
本展示ではTaniumとIT管理ソリューションであるiTAssetEyeを組み合わせることにより衛生管理の徹底、ならびに管理対象端末の全社的なライフサイクルマネジメント基盤として活用できるソリューションをご紹介いたします。
両製品の特徴のご説明に加え、実際にiTAssetEyeとTaniumの操作画面をご覧いただけるデモも実施します。PC管理業務の煩雑な作業にお困りの方、負担軽減を図りたいお客さまは是非ブースにお立ち寄りください。 -
<エンドポイントの脆弱性対策>TRAで無料リスクチェック!検討から運用までテクマトリックスが解決します
テクマトリックスは、Taniumの活用によるリスクアセスメント、TRA(Tanium Risk Assessment)を無料で提供しています。TRAを利用することで、エンドポイントの脆弱性を可視化し、取り組むべき課題を整理することができます。ぜひ、当ブースでTRAの体験をしてみてください。また、専門スタッフがパートナーならではの知見を紹介します。ご検討中のお客様にはTRAのご紹介や導入事例、支援サービスのご紹介を、ご利用中のお客様には運用時のトラブル解消法やオンプレミスからクラウドへの移行ノウハウをご紹介します(ご検討中の方向け)。
Sponsor
スポンサー
(アルファベット順)
TaniumのCTFは、一般的なCTFとは少し趣向が異なりFLAGの文字列を探すのではなく、
すでに侵害された環境下で攻撃者の足跡を探します。
参加者はTaniumのツールを使い、実世界の攻撃シナリオを模した疑似環境にて調査を行い、
スコアを得る形式です。
- 本イベントは「招待チーム」限定となります。
- Beer Bust 開催時にタニウムブースで
結果発表を行います。是非ご注目ください。
Access
アクセス
〒105-6305 東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5階
- ・日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」①B1出口②A1b出口
- ・銀座線「虎ノ門駅」①B1出口②B4出口(2階デッキ経由)
- ・千代田線 丸ノ内線「霞ヶ関駅」A12番出口より徒歩 約8分
- ・銀座線 浅草線 ゆりかもめ
- ・山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線 「新橋駅」烏森口出口徒歩約11分
- ※上記の所要時間には乗継時間は含みません
- ※徒歩分数は、最寄の出口から分速80mで計算した所要時間です